30日に行われるキリンチャレンジカップ、ガーナ代表戦に臨む27人のメンバーが発表された。このガーナ戦を経てワールドカップに臨む23人の選手が31日に発表予定となっている。そこで、その当落線上にいそうな選手をピックアップし、最終メンバー入りを果たすかそれとも外れるのか、3つのポイントから分析していく。第2回の今日は井手口陽介をピックアップ。
クラブでのパフォーマンス
今年1月にリーズ・ユナイテッドに移籍し、修行のためにスペイン2部に所属する、クルトゥラル・レオネサに期限付き移籍で加入した井手口だが、出場試合はたった5試合で出場時間もわずか107分にとどまった。さらに最後に出場した試合も2月18日と、試合勘がある状態だとは到底思えない。
日本代表でのライバル
彼のタイプを考えると、山口螢、三竿健斗あたりが最大のライバルになるだろう。彼のボール奪取能力と思い切ったミドルシュートは、山口螢と似通った能力と言えるかもしれない。
しかし、中盤の人選を見ると、他にも大島僚太、柴崎岳、香川真司、青山敏弘、とポジション自体は被りそうな選手が多く含まれている。
起用法
バヒド・ハリルホジッチ監督時代は4-3-3のインサイドハーフとしてプレーした。最も適性があるのはこのポジションだろう。例えばナポリのアランのように、ある程度高い位置からプレッシングをかけるスタイルが最も合っているように見える。
しかしW杯で対戦する3ヶ国とも格上であることを考えれば、ボールを持たれる時間が長くなり、自陣で構える展開が予想される。そうなった時に、守備のポジショニングを非常に細かく求められるスペインで、適応しきれていない井手口に出番があるのか疑問が残る。
最終メンバー入りの可能性は?
筆者の予想としては30%ほどだと見ている。前体制時に高パフォーマンスを見せたように実力のある選手であることに間違いはない。その中で出場機会が少なく、試合勘が疑われる状態なので、西野監督としてはガーナ戦で試したい思いが強いのではないだろうか。そこでいいプレーを見せれば代表入りのチャンスはあるだろうが、ライバル選手の顔ぶれを見る限り、基本的には現在調子のいい選手を使う方針だろう。ひとつ可能性を高める要素としては、彼の年齢的な若さだ。実力としてメンバーを争えるレベルにある上に、まだ21歳であることを考えれば、大会中に化ける可能性も大いにある。
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