ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

バルサ会長、引抜き噂のグリーズマンの代理人との接触を認める

 バルセロナのジョゼップ・バルトメウ会長は、アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの代理人と話し合ったことを認めた。8日にイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 2014年にレアル・ソシエダからアトレティコ・マドリードへと移籍したグリーズマン。ストライカーだけではなく、アシスト役もこなすことができる同選手は、現在のアトレティコに欠かすことのできない存在として活躍している。

 そんなグリーズマンは昨年の夏に退団を試みるもクラブが国際サッカー連盟(FIFA)から課せられていた補強禁止処分を考慮して残留を決断した。ただ、以前同選手は来月ロシアで開催されるワールドカップが開幕するまでに自身の去就をはっきりさせると語っており、今夏にとうとう移籍するのではないかと見られている。

 また、以前からバルセロナがグリーズマンの引き抜きを狙っているという噂が飛び交っており、設定されている契約解除金1億ユーロ(約130億円)を支払う準備ができているとも言われている。そんな中、バルセロナのバルトメウ会長は同選手の代理人と接触していたことを認めたようだ。

「私は時々バレアレス諸島で過ごしている彼に出会っている。今年は彼と直接話はしていないが、彼の代理人とは10月に話をした。この件ではないが、アトレティコのエンリケ・セレソ会長ともたくさん話をしている」

 果たして、グリーズマンは今夏バルセロナへと移籍することになるのだろうか。W杯が開幕するまで、同選手の動向から目が離せない。