ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

香川真司所属ドルトムントSD、今節のマインツ戦敗戦に激怒

 ボルシア・ドルトムントののミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は日本時間5日晩に本拠地・シグナル・イドゥナ・パークで行われたブンデスリーガ第33節・マインツ戦で敗れたことに対して激怒しているようだ。

 ドルトムントは前節終了時点で残留争いを強いられていたマインツとの一戦で、試合開始からわずか13分間で2ゴールを許すなど前半から苦しい試合展開を強いられるも、16分にMFマキシミリアン・フィリップのゴールで1点差とする。それでも最後まで同点ゴールのネットを揺らすことはできず、1-2でマインツに敗れている。

 試合後、ツォルクSDはメディアインタビューに応じたものの「今日のパフォーマンスは恥ずべきものだった。私から言うことはこれだけだ」と吐き捨ててその場を後にしており、リーグ戦終盤におけるチーム全体の出来に対する怒りをあらわにしているようだ。

 また現在、ドルトムントはバイヤー・レバークーゼン、ホッフェンハイム、そしてRBライプツィヒと残り2枠となっている来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを繰り広げている。今節はレバークーゼンがベルダー・ブレーメンにドロー、ホッフェンハイムがVFBシュトゥットガルトに敗戦、そしてライプツィヒがVfLボルフスブルクに勝利している。そのためドルトムントは勝ち点55の3位に踏みとどまっており、勝ち点3差で4位ホッフェンハイムと来季CL出場圏外である5位レバークーゼンが追走する形になっている。

 なお来週に控える最終節でドルトムントはホッフェンハイムとの直接対決を控えている。今節はベンチ外となった日本代表MF香川真司のコンディションも含め、ドルトムントが欧州の舞台への切符をつかむことができるかどうか注目が集まる。