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マンU、韋駄天WG放出にてチェルシーとの大型トレード画策か

 マンチェスター・ユナイテッドはチェルシーのブラジル代表MFウィリアン獲得に向け、フランス代表FWアントニー・マルシャルをトレード要因として放出する可能性があるようだ。6日、英紙『ミラー』が報じている。

 ウィリアンは今季、アントニオ・コンテ監督のもとで公式戦32試合で先発出場を果たしており、2015/2016シーズン途中までチェルシーで指揮を執っていたジョゼ・モウリーニョ監督と同様にコンテ監督からも主力級の評価を受けている。また現在ユナイテッドを率いているモウリーニョ監督は同選手の能力を今でも高く評価しており、獲得を熱望しているものとみられる。

 一応、ユナイテッドのマルシャルは今季、公式戦26試合に先発出場しているものの、1月にアーセナルからチリ代表FWアレクシス・サンチェスが加入したこともあり、出場機会を減らしている。またモウリーニョ監督は同選手の放出を容認しているものとみられ、移籍先としてユベントスが有力視されていたものの、ここに来てチェルシーが獲得に関心を示している模様。

 ユナイテッド首脳陣はマルシャルに8000万ポンド(約118億円)という高い値札をつけているものとみられ、もしチェルシーへ放出する場合にはウィリアンの譲渡に加え4000万ポンド(約59億円)を要求するようだ。

 なおユナイテッドは今年1月にもアーセナルからアレクシス・サンチェスを獲得するかわりに、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンを放出する“大型トレード”を成立させている。果たしてこの夏もユナイテッドは移籍市場で派手な立ち回りを見せ、ファンを驚かせることがあるのだろうか。