代表チーム スウェーデン代表

イブラ、ロシアW杯不参加が決定。代表電撃復帰は幻に終わる

 ロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、再来月にロシアで開催されるワールドカップに出場しないようだ。27日にイギリス『BBC』など複数メディアが報じた。

 スウェーデン代表の歴代最多得点記録保持者であるイブラヒモビッチは、2016年にフランスで開催されたUEFA EURO2016を最後に代表を引退することを発表した。その後、それまで同選手に頼りっきりだった同国代表は新たな時代を迎え、結果ロシアW杯の欧州予選を勝ち抜いて見事に本戦出場権を獲得した。

 そこで突如、イブラヒモビッチの代表復帰がささやかれるようになった。そして、ついに先日、同選手はインタビューの中で「オレはロシアに行く」と発言したことで電撃復帰が現実味を帯びてきたと見られていた。

 しかし、それは現実にはならないようだ。スウェーデンサッカー協会は「我々はズラタンと火曜日に話し合った。彼は代表への思いを変えないと言った。つまり、代表引退を撤回しないということだ」と発表し、代表への電撃復帰は幻で終わることが濃厚となった。

 ただ、これではインタビューでの発言と矛盾してしまうことから、どのような意図でロシアに行くと発言したのかが気になるところだ。これからもイブラヒモビッチの動向から目が離せない。