ラ・リーガ バルセロナ

ベンゲル退任のアーセナル、後任はバルサで3冠達成の敏腕指揮官か

 日本時間昨晩、アーセナルはアーセン・ベンゲル監督による長期政権に終止符を打つことを決断しているが、早くも同監督の後任候補の名前が挙がっているようだ。21日、イギリスメディア『デイリーメール』が伝えている。

 同紙によると、アーセナルの幹部であるラウル・サンレヒ氏はかつてバルセロナのフットボール・ディレクター職を務めていた時に仕事をともにしたルイス・エンリケ元監督の招聘(しょうへい)を考慮している模様。同氏は2014年夏から昨夏までバルセロナで指揮を執っており、就任1年目の2014/2015シーズンにチャンピオンズリーグを含めた3冠を成し遂げており、昨夏の退任以降はフリーとなっている。

 なおベンゲル監督は自身のもとで働いていたコーチングスタッフの留任を訴えており、かつアーセナルのレジェンドでもあり現在はアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティ指揮官であるパトリック・ビエラ氏の監督就任を熱望しているものとみられるが、クラブ首脳陣はエンリケ氏を上位にリストアップしているようだ。今後は、ベンゲル監督の次なる“行き先”のみならず、アーセナル指揮官の後任候補を巡る動きにも注目が集まる。