リーグ・アン プレミアリーグ

アーセナル今夏退任のベンゲル、早くも仏複数クラブが招へいへ動く

 日本時間20日晩にアーセナルが現在クラブを率いるアーセン・ベンゲル監督の今夏退任を発表したことを受けて、早くも複数クラブが同監督の招聘(しょうへい)に動いているかもしれない。21日、『メトロ』や『Sports MOLE』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 ベンゲル監督を巡っては、22シーズンに渡るアーセナルでの指揮官時代にピリオドを打つことが決まっているものの監督業自体の引退は考えていないと伝えられており、早くもパリ・サンジェルマン(PSG)とモナコが招聘に向けて動き始めているようだ。

 PSGは昨夏にバルセロナからブラジル代表FWネイマールを獲得するなど大型補強を敢行したもののチャンピオンズリーグでベスト16に終わったことを受けて、現在率いているウナイ・エメリからの監督交代の可能性が高いと考えられている。またモナコはレオナルド・ジャルディム監督がチェルシーをはじめとするメガクラブからの引き抜きに遭う可能性が指摘されており、こちらもPSGと同様に後任探しに奔走しているものとみられる。

 さらにこのフランス強豪2クラブだけでなくエバートンもベンゲル監督の招聘に関心を寄せているようだ。退任発表からまだ1日も経っていないが、すでにこのフランス人指揮官を巡る争奪戦が繰り広げられているかもしれない。