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リバプールで大爆発のサラー、源はチェルシーに対するある特別な感情

 リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、ある事がモチベーションとなって今季の爆発ぶりを後押ししている事を明かした。20日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が報じた。

 今季、ローマからリバプールへとやってきたサラーは、前評判を大きく覆す活躍を披露している。同選手はここまで公式戦45試合に出場し、40ゴール13アシストと驚異的な数字を叩き出している。この爆発ぶりのエネルギーは選手自身の“ある思い”が源となっているようだ。

 2014年にバーゼルからチェルシーへと移籍を果たしたサラーだったが、同クラブ在籍時はフィオレンティーナやローマへレンタル移籍を強いられていた。その結果、在籍2年間で僅か19試合にしか出場する事ができなかった。

 同選手は、このチェルシーが自身に対して下した評価が間違っている事を証明し、見返したいたいという思いが強くあったようだ。

「チェルシーにいた時、チャンスを貰えなかった。数字を見たら一目瞭然だよ。でも、僕はそれが間違っているという事を証明したかった。プレミアリーグで成功したいという思いがあったから、戻る機会をうかがっていた。するとリバプールからオファーがきたんだ。だから僕は今ここにいる。僕は今素晴らしいシーズンを送る事ができていると感じているよ。でも、それはチームメイトのおかげさ。決して忘れはしないよ」

 サラーがどのような成績で今季の終わりを迎えるのか、そして今後の活躍に大きな注目が集まる。