ラ・リーガ セリエA

PK判定で敗退のユーべ会長、CLでの早急なVAR導入を訴える

 12日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ、レアル・マドリード対ユベントスの一戦はイタリア王者が第1戦の0-3のビハインドを跳ね返しながらも、後半アディショナルタイムのPKにより2戦合計3-4で敗退が決定した。

 ベナティアがファウルを犯したとするPKの判定には奇跡の大逆転が目前だったユベントスの選手らが激しく抗議し、GKジャンルイジ・ブッフォンにはレッドカードが提示された。判定の正当性を主張する声もある一方で、判定に疑問を呈したメディアやファンも多い。

 この状況にユベントスのアンドレア・アニェッリ会長は「UEFAの大会もビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入するべきだ」とクラブの公式サイトで述べた。

「このような夜には、落ち着きを保って正しい態度で状況を分析することが重要だ」と会長は語っている。

「多くのサッカー協会が既にVARを導入しており、我々にはテクノロジーがあるのだから、可能な限り早く活用する必要がある」

 またマッシミリアーノ・アッレグリ監督は判定について「泣いても仕方がない」として、失望感を認めながらもリーグ戦へと切り替える重要性を強調した。

「日曜日にはリーグの試合があるので、今日の思いは全て吐き出す必要がる。こういう夜がチームを強くするんだ」