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Cロナウド、CL準々決勝のPKに対するユーベの抗議に困惑隠せず

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドはチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ・ユベントス戦の終了間際、マドリードにPKが与えられた場面について言及しているようだ。12日、米メディア『BeIN Sports』が伝えている。

 この一戦では1stレグを0-3と完敗を喫していたユベントスが驚異の反撃を見せ、一時2試合合計スコアをタイに戻したものの、試合終了間際の93分にPK献上。これにユベントスの選手たちが次々と主審に詰め寄り、この一連の抗議においてGkジャンルイジ・ブッフォンが一発退場となっていた。

 試合後、クリスティアーノ・ロナウドはメディアインタビューに応じると「今晩の我々はあまり良くなかった。しかしこの一戦から学ばなければならないことがある」と語り、冷静に試合を振り返っている。また終了間際のPK獲得については「PKの場面について? 彼らがなぜ抗議したのか僕には理解できない。ルーカスは前のシーンでも倒されていた。もし彼らが怒っていなかったら、ゴールは生まれなかったかもしれない」とコメント。ユベントスの選手たちの抗議を目の当たりにして少し困惑していたようだ。

 しかし同選手はユベントスのパフォーマンスについて「我々はより多くのゴールを決めることができただろう。しかしユベントスとブッフォンは最高のパフォーマンスを披露した。我々とともに勝者に値したよ」と語っており、両クラブがこの2試合で対等に渡り合ったことを認めたようだ。

 マドリードは辛うじてユベントスを退けベスト4進出を果たしたものの、CL準決勝の2試合に向けてこの試合は間違いなく“教訓”となったに違いない。ユベントスとの一戦を乗り越え、前人未踏のCL3連覇へ向けてまた一歩前進した格好だ。