代表チーム オランダ代表

スナイデルがオランダ代表からの引退を発表。133試合出場は同国史上最多

 カタールのアル・ガラファでプレーするMFベスレイ・スナイデルが、オランダ代表からの引退を表明した。4日、英『BBC』などが報じた。

 33歳のスナイデルは、2003年の代表デビュー以来133試合に出場。これはエドウィン・ファン・デル・サール氏の131試合を上回り、オランダ代表の最多出場記録となっている。

 スナイデルは自身のツイッターに「母国のための15年間、9750分、133試合、85の勝利、31得点を誇りに思っている。サッカーは僕の情熱だ。新しい世代に幸運を祈る。いつも100%を尽くせ!」と投稿した。

 かつてレアル・マドリードやインテルで活躍した同選手が国際舞台から引退することを決断したのは、2月に就任したロナルド・クーマン新監督と話し合いの場を持った後だった。

「ベスレイはここ数年のオランダ代表最高の選手の一人であり、手本となる態度を持った素晴らしい選手だ」とクーマン監督は述べている。「しかし私は新しいチームを作りたいと思っており、そのための選択をする必要がある」

これに対しスナイデルは「クーマン監督が若い選手と新たなスタートを切りたいということを理解しているし、彼の決断を尊重する」とコメントしている。