ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

Dr.TRIBE【試合診断書】リーガ第27節バルセロナ対アトレティコ・マドリード

リーガ第27節バルセロナ対アトレティコ・マドリードが日本時間5日に行われた。

今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハードワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、両チームの監督とレフェリーについての分析、評価をする。

バルセロナ

MOTM(最優秀選手):リオネル・メッシ
”メッシらしい”プレーを見せた。自ら得たFKを壁の上を通して右隅に沈め、決勝点を奪取。ドリブルは常にアトレティコ守備陣の脅威となった。

THW(ザ・ハード・ワーカー):ルイス・スアレス
得点こそ奪えなかったが、鋭い動き出しで常に前線で脅威となった。攻守の切り替えで守備で大きく貢献している。

MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):アンドレ・ゴメス
イニエスタと交代で途中出場するも大きなインパクトは残せず。ボールロストも多かった。

アトレティコ・マドリード

MOTM(最優秀選手):対象者なし

THW(ザ・ハード・ワーカー):ホセ・マリア・ヒメネス
スアレスとの1対1の対応も上手にこなし、ゴディンやサイドバックのカバーもこなした。低く設定したDFラインの中で、高い集中力を発揮し、失点を防いだ。

MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):ジエゴ・コスタ
ボールを収めた後の対応が悪く、カウンターの起点になることはできなかった。シュートもほとんど打てておらず、唯一のシュートもブロックされ可能性は皆無だった。D・コスタの調子がチームの調子を左右するほどに影響力は大きい。

バルセロナ監督:エルネスト・バルベルデ

アトレティコ・マドリード相手に盤石の戦い。攻撃面では常にボールを支配し、ルイス・スアレスとリオネル・メッシがチャンスを作り出した。守備面では奪われた瞬間に素早い切り替えですぐさまボールを奪い返している。

アトレティコ・マドリード監督:ディエゴ・シメオネ

序盤は高いプレッシャーと、それを掻い潜られてからの低いDFラインを敷いたカウンターで、安定した戦いを見せた。メッシのFKにより先制されて以降は前線の枚数を増やしたが、ハイプレスを賭けるわけでもなく、疑問の残る采配となった。ガメイロなどは全く良さを出せていない。

主審:ヒル・マンサーノ

1度だけグリーズマンが抜け出した際のオフサイド判定にミスがあったが、それ以外で試合を壊すことはなく、大事な一戦を裁いたと言えるだろう。

名前:菊池大将
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