プレミアリーグ レスター・シティ

岡崎所属のレスター、FFP違反で罰金処分。約31億円の赤字でEFLから制裁

 日本代表FW岡崎慎司が所属するイングランドプレミアリーグのレスター・シティが過去にフィナンシャルフェアプレー(FFP)に違反していたことが分かった。21日、英紙『レスター・マーキュリー』が伝えている。

 同紙によるとレスターはイングランド2部のチャンピオンシップで優勝した2013-14年シーズンでFFP違反を起こしたようだ。同チームは当時、800万ポンド(約12億円)までの赤字は認められていたが、それを大幅に超える2080万ポンド(約31億円)の赤字を出していた。これに対して、フットボールリーグ(EFL)から最高1280万ポンド(約19億円)の罰金が発生する可能性があったと報じている。

 レスターは22日に声明を発表。EFLには意図的に違反を犯したわけではなく、規則の解釈を誤ったことで生じたものとして認められ、310万ポンド(約4億6000万円)を支払うことに同意したと伝えた。

 15-16シーズンにはリーグ優勝を達成したレスター。昇格の舞台裏にはこのような出来事があったようだ。