プレミアリーグ チェルシー

最下位ウェスト・ブロム相手に3‐0快勝のチェルシー、アザールが2得点の活躍

 13日に行われたプレミアリーグ第27節、チェルシーvsウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンの一戦はホームのチェルシーがベルギー代表MFエデン・アザールの2得点を含む3得点を記録し、3‐0の快勝を収めた。

 先発メンバーには1月にアーセナルから加入したフランス代表オリビエ・ジルーと、DFにはアントニオ・リュディガーが入った。一方のWBAにはリバプールから加入したダニエル・スタリッジが先発した。

 前半4分にスタリッジにアクシデント。負傷により早くも交代を余儀なくされた。

 ペースを握ったのはホームのチェルシー。18分には右からのクロスボールにダビデ・ザッパコスタが合わせゴールに迫ると、2分後にはペドロからのボールにジルーが合わせてWBAを脅かす。

 すると25分、中央でジルーとのワンツーで抜け出したアザールがゴールキーパーとの1対1を制してゴール。先制に成功する。

 1‐0のまま前半を終え迎えた後半、63分に右サイドでボールを受けたビクター・モーゼスが中へ向かいながらセスク・ファブレガスへパス。セスクがワンタッチで叩いたボールは相手選手に当たったもののそのこぼれ球を再びモーゼスが流し込んで2‐0にリードを広げる。

 勢いを緩めないチェルシーは71分、アザールがジルーとの交代で投入されたアルバロ・モラタとのパス交換で相手を崩し、最後はペナルティエリア外から左足で強烈なシュートを沈め勝利を決定づけた。

 去就が騒がれているアントニオ・コンテ監督はエースの活躍で手にしたこの勝利により、ひとまずは解任を免れたはずだ。

 UEFAチャンピオンズリーグも間近に迫る中、ここからチームを立て直すことができるだろうか。