ブンデスリーガ 海外日本人選手

前日の試合で途中交代の原口元気、脳震とうで一時離脱へ。デュッセルドルフが発表

 日本代表MF原口元気が脳震とうのため練習への参加を見合わせると、所属先のデュッセルドルフが3日発表した。

 先月ヘルタ・ベルリンから、期限付きでブンデスリーガ2部のデュッセルドルフに加入した原口元気。1月27日のカイザースラウテルン戦でさっそく初得点をマークし、2日のザントハウゼン戦でもCKから決勝ゴールをアシストするなど好調を維持していたが、思わぬ形で一時的な離脱を強いられることとなった。

 原口が負傷したのは、ザントハウゼン戦の後半開始直後。相手MFフィリップ・クリングマンと空中戦で競り合った際に、互いに頭部を激しく打ち付けた。原口はその後なんとか自力で立ち上がったものの、頭部の負傷のため大事を取って宇佐美貴史と途中交代していた。

 クラブは一夜明けた3日、原口が脳震とうと診断されたことを明らかにし、一時的にトレーニングから離れると発表した。復帰の時期については明言されておらず、10日の次節ウニオン・ベルリン戦への影響が心配されるところだ。