ブンデスリーガ チェルシー

ついに3クラブ間での玉突き移籍成立。オーバメヤンに続きジルー、バチュアイもクラブが移籍公式発表

 チェルシーがアーセナル所属フランス代表FWオリビエ・ジルーの獲得に成功したことを現地時間31日、クラブ公式サイトで発表された。これと同時にボルシア・ドルトムントがチェルシー所属ベルギー代表FWミシー・バチュアイの移籍も同じく現地時間31日にクラブ公式サイトで発表し、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンとの3者間での玉突き移籍が公式に成立した。

 ジルーはフランス代表アレクサンドル・ラカゼットの加入によってベンチを温める日々が続き、今季リーグ戦先発出場は1試合のみと出場機会に恵まれていなかった。
 
 チェルシーとの契約は1年半、2019年6月30日までの契約となっている。なお移籍金の額は明らかにされていないが、イングランド複数メディアの報道によれば1530万ポンド(約23億円)+出来高220万ポンド(約3億4000万)となったようだ。新たな背番号は「18」番に決まっている。

 ジルーはクラブ公式サイト上で「チェルシーはプレミアリーグで最も大きなクラブのひとつ。ビッククラブであるチェルシーと契約できたことを誇りに思う。プレーするのが楽しみ」とコメントを残した。

 またアーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督もクラブ公式HPを通じて「オリー(ジルーの愛称)は多くの功績をクラブに残し、数多く我々を救ってくれた。モンペリエからやってきてから彼は強くなり、フランス代表にも定着した。私たちは良い時も悪い時もともに過ごしたが、いつでも彼の姿勢はトップクラスだった。常に100%のハートを示してくれた」と5シーズンと半年共に戦ったジルーに対して感謝を述べた。