Jリーグ 大宮アルディージャ

大宮アルディージャ、元鹿島の石井正忠監督就任を発表。今季残り3試合で決断

 大宮アルディージャは5日、伊藤彰監督と松本大樹強化本部長の解任を発表。同時に石井正忠監督と強化本部長に西脇徹也スカウト担当が就任することがクラブ公式HPで発表された。

 今シーズンは5月28日に監督を交代し、夏に選手補強を行うなどチーム状況の改善に向けた様々な取り組みを行ってきた大宮。しかし、監督就任後もリーグ戦18試合で3勝8分7敗(勝点17)と思うような結果につながらなかった。

 クラブは新たな体制として、2016年に鹿島アントラーズでJ1年間王者、FIFAクラブワールドカップ準優勝を果たした石井正忠監督を招聘。強化本部長には選手として、またアカデミースタッフやスカウト担当など様々な立場で長年にわたってクラブに貢献してきた西脇徹也氏が就任することが発表された。

 現在17位とJ2降格圏に沈む大宮。J1残留ラインの15位ヴァンフォーレ甲府との勝ち点差は4。残り3試合、勝ち点を1つも落とせない状況となっている。