Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島、浦和を下しJリーグ連覇に王手。レアンドロが80分に決勝弾

 明治安田生命J1リーグ第32節が5日に行われ、鹿島アントラーズと浦和レッズが激突した。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を19日に浦和が控えているため、変則的な日程で行われたこの試合。他クラブの結果次第で今節にも優勝が決まる鹿島とACL出場権確保に必死な浦和のどちらにとっても負けられない戦いとなった。

 試合序盤から攻勢に出たのは鹿島だった。9分に右サイドからのフリーキックを遠藤康がGKの逆を突き直接シュート。しかし、 ポストに嫌われてしまう。その後も金崎夢生やレアンドロが積極的にゴールを目指すものの、得点には至らず後半を迎える。

 後半は両チームともにカウンターの機会が増えるがなかなかゴールにはつながらない。しかし、そんな展開の中迎えた80分に試合が動く。右サイドで西大伍がボールを持つと、エリア内にクロスを供給。ファーサイドに走りこんでいたレアンドロがフリーでシュートを放ち先制に成功する。
 
 鹿島は1点のリードを守り抜き1-0で試合終了。J1リーグ制覇に大きく近づいた。18日に行われる川崎フロンターレ対ガンバ大阪の試合で川崎が敗れるとその時点で鹿島の優勝が決定する。