セリエA ナポリ

“マラドーナ超え”にナポリ主将ハムシークが意欲「夢みたいなこと」

 ナポリの主将であるマレク・ハムシークは同クラブの伝説であるディエゴ・マラドーナ氏の記録更新に迫っている。7日、イタリア紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」が報じた。

 昨シーズンの最終節でナポリのスロバキア代表MFマレク・ハムシークはマラドーナ氏のもつクラブ通算得点記録である115点に並んだ。この伝説的存在の記録を突破したいと同選手は語る。

「どうにか記録を更新したい。ナポリではマラドーナは神様のような存在で、そんな偉大な選手の記録をこえるなんて夢みたいことだ。想像してよ、“ハムシーク”が“マラドーナ”の前にくるなんて凄いことだろ。彼と比較されるなんて恐れ多いけどね」

 自身の現時点の目標は記録更新だ。しかしこのナポリ主将はもちろんクラブ目標を忘れたわけではない。

「セリエA優勝がクラブ目標だ。ただ昨年のように(ユベントス、ナポリ、ローマ)3強のみの首位争いにはならないと思う。今年は5チーム(ミラノ勢を含めて)での争いになるはずだ」

 同選手はチャンピオンズリーグでもしっかりと遠くを見据えている。

「“死の組”ではないけれどすべて良いチームだ。シャフタールは経験豊富なチームだし、ファイエノールトはオランダチャンピオンだ。これは無視できない。チャンピオンズリーグ優勝は僕達の目標ではないけれど気をつけてミスをおかさなければ、昨年よりは良い結果になるはずだ」