ラ・リーガ レアル・マドリード

ジダン監督、今夏の補強終了を宣言。世代交代を見据え若手選手を積極登用へ

 レアル・マドリード指揮官、ジネディーヌ・ジダン監督が今夏の移籍市場での実質的な補強終了を宣言した。28日、スペイン『フットボール・エスパーニャ』が報じた。

 今夏、マドリードはモナコFWキリアン・ムバッペらスター選手獲得の噂が報じられていたが、結局実現せず。しかし、ジダン監督は今夏のさらなる補強を否定した。

 ポルトガル代表DFぺぺを放出しセンターバックの選手層の薄さが危惧されているが、ジダン監督は「(ラファエル)バランのバックアッパーはもうすでに4人いるよ。だから我々は無理をして選手を獲得する必要はない」と不安視していないことを明言。

 また、スペイン代表FWアルバロ・モラタの後釜獲得について「もうストライカーはいらない。私はボルハ・マジョラルを戦力としてみなしているし、彼にとってプレーするチャンスが来た時のために学び、準備する年でもある」と述べた。

 2年連続のチャンピオンズリーグ制覇を達成し、新たな黄金時代を迎えようとしているマドリード。今季は世代交代を見据え若手が積極登用されるようだ。