若くして海を渡った“侍”9選

若くして海を渡った“侍”9選 写真提供:Getty Images
今夏、二人の若き“侍”が海を渡る決断を下した。鎌田大地(20)と堂安律(19歳)だ。鎌田はサガン鳥栖からブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトへ、堂安はエールディビジのフローニンゲンへ移籍する。
鎌田、堂安ともに21歳以下と若くして海外挑戦を決断した。サッカー選手として完成されていない年齢での海外挑戦はときにリスクもはらむ。そこで、今回は過去に若くして海を渡った9人の日本人選手を紹介する。彼らのキャリアを参照しながら、鎌田と堂安の将来に期待したい。
中田英寿

中田英寿 写真提供:Getty Images
移籍年:1998年
移籍時の年齢:21歳
移籍元クラブ:ベルマーレ平塚
移籍先クラブ:ペルージャ
移籍後の所属クラブ:ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナ、ボルトン・ワンダーランズ
欧州での獲得タイトル:セリエA優勝(ローマ、2000/2001)、コッパ・イタリア(パルマ、2001/2002)
1998年フランスワールドカップで中心選手としての活躍が認められ複数の海外クラブからオファー、ペルージャへと移籍した。移籍1年目から安定した成績を残し名門ローマへ移籍。昨季限りでローマを退団したフランチェスコ・トッティともチームメイトだった。クラブでの成長により日本代表でも活躍をつづけ、日本を代表する選手へ。2006年ドイツワールドカップをグループリーグ敗退に終わると現役引退を発表。29歳の若さだった。
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