セリエA パルマ

サッカー選手が殺人事件。元パルマの若手有望株が母親と妹殺害

 イタリアで衝撃的な事件が起こった。将来を有望視されていた、ガーナ人で元パルマ所属の21歳ソロモン・ニャンタキが母親と妹を殺害し罪を認めているという。12日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 ソロモンの43歳の母親と11歳の妹がパルマ市内の自宅で殺害されているのを、11日夜に25歳の兄が発見したという。

 母親と妹は刃物で殺害されたとみられており、部屋は血まみれだったようだ。容疑をかけられたソロモンは行方が分からず音信不通だったが、12日朝にミラノ中央駅で警察に逮捕された。本人は罪を認める供述をしているようだ。

 ソロモンはロベルト・ドナドーニ氏がパルマを率いていた際に、トップチーム召集を果たしベンチ入りも経験していた。将来を有望された選手の衝撃的な事件に同氏もコメントを残している。「物静かな若者だった。なぜこのようなことをしてしまったのかわからない」と困惑しているようだった。