Fリーグは14日、15日に第14節の6試合を行った。上位6クラブが、下位6クラブと対戦する巡り合わせになった今節、上位の6試合がそろって勝ち点3を上積みする結果となっている。
14日に町田市立総合体育館で行われた2位・ペスカドーラ町田と7位・フウガドールすみだの一戦は、GKイゴールのフィードをFP宮崎貴史がゴール前でヘディングで合わせた1点を守り切り、町田が勝利。すみだは2試合連続で0-1の敗戦となった。
15日には5試合が開催された。グリーンアリーナ神戸で開催された5位・シュライカー大阪と8位・Fリーグ選抜の試合は、前半2分にFP小曽戸允哉のゴールで先制した大阪が、その後もFPチアゴのゴールと、FPアルトゥールの2ゴールで、前半9分までに4点を奪う。後半はF選抜も大阪を上回る14本のシュートを放ったが、得点を挙げることはできず。大阪が4-0で勝利を収めている。
大分県立総合体育館では、3位・バサジィ大分と10位・ヴォスクオーレ仙台が対戦。仙台はFP井上卓のゴールで先制したものの、大分は9分にFP田村龍太郎、11分にFPレイチが連続でゴールを挙げて逆転する。さらに後半7分にもFP森洸が追加点を挙げてリードを2点に広げた。仙台も後半10分にFP堀内迪弥が1点を返して1点差に詰め寄ったが、反撃もここまで。試合時間残り1秒でFP荒牧太郎が決定機阻止で退場となった仙台は、2連勝のあと、4連敗となった。大分は試合後、活動停止していたFP仁部屋和弘が復帰を報告している。
小田原アリーナでは、6位・湘南ベルマーレと11位・バルドラール浦安が対戦した。湘南はFP本田眞琉虎洲のF通算150点目のゴール、FP野口健吾のF初ゴールで2点をリードする。浦安はFP深津孝祐が2点を奪い、一時は同点に追いついたが、FPロドリゴ、FP鍛代元気にゴールを決められて2-4で敗戦。湘南は2連勝としている。
道北アークス大雪アリーナでは、9位・エスポラーダ北海道と4位・立川・府中アスレティックFCが対戦した。立川・府中は前半15分にFP完山徹一のゴールで先制すると、1分も経たないうちにFPジョーが3試合連続となるゴールを決めて、2-0と突き放す。後半、北海道の反撃をFP水上玄太の1点に抑えた立川・府中が3連勝を飾っている。
浜松アリーナでは、12位・アグレミーナ浜松と1位・名古屋オーシャンズの東海ダービーが行われた。今季、無敗の名古屋は開始1分でFP安藤良平が先制点を挙げると、その後もFPペピータ、FP星翔太、オウンゴール、FPヴァルチーニョが得点を決め、5-0で勝利。名古屋は早くも勝ち点を40としている。
■試合結果
ペスカドーラ町田 1-0 フウガドールすみだ
シュライカー大阪 4-0 Fリーグ選抜
バサジィ大分 3-2 ヴォスクオーレ仙台
湘南ベルマーレ 4-2 バルドラール浦安
エスポラーダ北海道 1-2 立川・府中アスレティックFC
アグレミーナ浜松 0-5 名古屋オーシャンズ
■順位表
順位 | クラブ名 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 得失差 | 勝点 |
1 | 名古屋 | 14 | 13 | 1 | 0 | 82 | 21 | 61 | 40 |
2 | 町田 | 14 | 9 | 2 | 3 | 47 | 36 | 11 | 29 |
3 | 大分 | 14 | 9 | 1 | 4 | 54 | 41 | 13 | 28 |
4 | 立川・府中 | 14 | 9 | 1 | 4 | 48 | 46 | 2 | 28 |
5 | 大阪 | 14 | 8 | 2 | 4 | 59 | 38 | 21 | 26 |
6 | 湘南 | 14 | 7 | 2 | 5 | 41 | 42 | -1 | 23 |
7 | すみだ | 14 | 5 | 0 | 9 | 30 | 35 | -5 | 15 |
8 | F選抜 | 14 | 4 | 2 | 8 | 27 | 44 | -17 | 14 |
9 | 北海道 | 14 | 4 | 1 | 9 | 26 | 47 | -21 | 13 |
10 | 仙台 | 14 | 4 | 0 | 10 | 36 | 52 | -16 | 12 |
11 | 浦安 | 14 | 2 | 3 | 9 | 32 | 46 | -14 | 9 |
12 | 浜松 | 14 | 2 | 1 | 11 | 17 | 51 | -34 | 7 |
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