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1/4を消化した欧州5大リーグで未だ勝利のない3クラブ

早くも欧州各国の国内リーグ戦は1/4を消化し、今シーズンの展望が少しずつ見えてきた。波乱の起きているリーグと、近年通りのリーグとに分かれた今シーズンは、ここから年末にかけて、それぞれのリーグで見どころが変わってくるだろう。そんな中で、ここでは、スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランスの欧州5大リーグにおいて、未だ勝利のない3クラブを紹介する。


ニューカッスル・ユナイテッド

所属リーグ:イングランド・プレミアリーグ
成績:3分け7敗
順位:19位

かつてリバプールを率いて、「イスタンブールの奇跡」を演じたベニテスが指揮官を務めるニューカッスルは、ここまで勝利がない。ロシアワールドカップ日本代表の武藤嘉紀が加入し、マンチェスター・ユナイテッド戦ではあと一歩で勝利をもぎ取るところまで行ったものの逆転負け。オーナーのマイク・アシュリーとの不仲が報じられているベニテスだけに、中国行きもあり得るか?


ハダースフィールド・タウン

所属リーグ:イングランド・プレミアリーグ
成績:3分け7敗
順位:20位

プレミアリーグでも数少ない、アットホームなクラブであり、年間シートの価格が最も安いクラブのひとつであるハダースフィールド・タウンは、昨シーズンかろうじて残留を勝ち得たことからも分かるように、今シーズンも降格候補の一角だ。ドルトムント時代にユルゲン・クロップ監督の下で働いていたデイビッド・ワグナーは、もう一度チームを立て直せるだろうか。


キエーボ

所属リーグ:イタリア・セリエA
成績:2分け8敗
順位:20位

すでに監督交代に踏み切り、60年ぶりにW杯出場を逃したイタリア代表の監督を務めていた、ジャンピエロ・ベントゥーラを招聘。不正会計問題により、勝ち点3ポイントをはく奪されたことで、現在の彼らの勝ち点は-1ポイントだ。