ドイツの大手新聞社『ビルド』の記者が日本時間24日未明に行われたワールドカップ・ロシア大会・グループステージ第2戦のドイツ対スウェーデンにおけるドイツ代表の先発メンバーの情報を試合開始前に外部に漏らしていた可能性があるようだ。
ロシアWW杯開幕戦でメキシコ代表に0-1と敗れ、グループステージ敗退の可能性が出ていたドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は、スウェーデン戦でアーセナルのMFメスト・エジル、そしてユベントスのMFサミ・ケディラを先発から外し、替わりにバイエルン・ミュンヘンのMFセバスティアン・ルディとボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスを先発に抜擢。
するとこの采配が功を奏するかのごとく、後半開始早々の48分にマルコ・ロイスが同点弾を挙げると、後半アディショナルタイムの90+5分にレアル・マドリードのMFトニ・クロースがFKからネットを揺らし、劇的な勝利を掴んでいる。
これでグループステージ突破へ望みを繋げたドイツではあるが、思わぬ“敵”が潜んでいるかもしれない。なんとこの試合開始前に『ビルド』の記者のひとりが自身のツイッターを通じてケディラとエジルがベンチスタートであるという情報を流しており、結果的にこのツイートはレーブ監督の決断と一致している。
ドイツは日本時間27日にグループステージ最終節の韓国戦を控えているが、徹底した情報管理の必要性が改めて求められることになるだろう。
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