代表チーム ベルギー代表

チュニジアに圧勝のベルギー、前線3選手が負傷でイングランド戦へ不安

 マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクは日本時間29日未明に行われるワールドカップ・グループステージ最終戦のイングランド戦への出場が微妙となっているようだ。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 ルカクは日本時間23日晩に行われたグループステージ第2戦のチュニジア戦で先発出場を果たすと前半に2ゴールをマークするなどチームの勝利に貢献、3点差がついた後半の59分にベンチへ下がっていた。

 ただ同選手はプレーこそ続けたものの、前半に左足首に違和感を訴えてピッチの外に出ていた。そして試合終了後に同箇所の靭帯を痛めている可能性が浮上。本人は「僕は(前半でピッチ外に出た時に)ベンチに下がる可能性があったけど、プレーを続けたかった」と語るとともに、怪我の状態については「明日の検査結果を見守ろう」というコメントするにとどまっている。

 なおベルギー代表率いるロベルト・マルティネス監督によると、チェルシーのMFエデン・アザールはふくらはぎを、そしてナポリのFWドリス・メルテンスは足首を痛めたことを明かしている。グループステージ最終戦ではイングランドとの大一番が控えているだけに、ここに来てチーム状態に不安を残す形となっている。