ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督はセリエA第34節・ベネベント戦での結果や内容を受け、翌日からのオフを返上することを決めたようだ。22日、『フットボール・イタリア』などイタリアの複数メディアが報じている。
ミランは現在最下位に沈むベネベントを相手に先制点を許すと、後半途中にベネベントが退場者を出し数的優位に立ったにも関わらず、最後までネットを揺らすことはできずホームで手痛い黒星を喫している。試合後の記者会見にてガットゥーゾ監督は「チームは明らかに負の連鎖に陥っていた。勝負への魂無くしてプレーすると、今日の試合のように恥ずかしい思いをすることになる」とチームのパフォーマンスに対する怒りをあらわにしている。そして同監督はインタビュー後に翌日から1日、または2日間設けられていたオフを返上し、翌日の午前から練習を行うことを決断したものとみられる。
なお、ミランは現在勝ち点54の暫定6位につけているものの、日本時間22日晩から23日未明に行われる他クラブの試合結果次第では来季ヨーロッパリーグ出場圏外になる可能性もある。リーグ戦残り4試合となり、来季欧州カップ戦出場へ向けてガットゥーゾ監督はもう一度チーム全体を引き締める必要性に迫られているようだ。
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