セリエA ミラン

リバプール、コウチーニョの後釜に下部組織出身FWをミランから獲得へ

 リバプールはミランのFWスソの獲得を検討しているのかもしれない。13日、イタリアメディア『Calciomercato.com』が伝えている。

 スソは2016年夏にレンタル先のジェノアからミランに復帰すると、ここ2シーズンは好パフォーマンスを披露し、前線で替えの利かない存在となっている。また今季は公式戦43試合に出場し、8ゴール12アシストを挙げている。

 一方リバプールはエジプト代表FWモハメド・サラー、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、セネガル代表FWサディオ・マネと強力な前線3枚を擁しており、今季は10シーズンぶりのチャンピオンズリーグ・ベスト4入りを果たしているものの、更なる前線強化を目指すためにスソの獲得に乗り出す構えを見せている。クラブを率いるユルゲン・クロップ監督も今年1月にバルセロナへ移籍したブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョの後釜として同選手獲得を熱望しているようだ。

 なおスソはミランとの契約が来季終了後に満了となることに加え、4000万ユーロ(約53億円)による契約解除条項が付帯されている模様。かつてリバプールの下部組織に在籍し、2015年1月に見欄へ放出した同選手を再びアンフィールドに呼び戻すことはあるのだろうか。