セリエA トリノ

昨季得点ランク3位の伊代表FW、今夏ミラン移籍へ一歩前進か

 トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティは今季終了後にクラブを退団する可能性が高いようだ。9日、イタリアメディア『トゥットメルカート・ウェブ』が報じている。

 ベロッティは昨季は公式戦38試合に出場し28ゴールを挙げるなどチームをけん引。リーグ得点王争いにも絡み市場価値が一気に上昇し、昨夏の移籍期間にはパリ・サンジェルマンやミランなど複数クラブが獲得に乗り出していたものの、トリノのウルバーノ・カイロ会長が放出を拒否していいた。

 ところが今季は膝の怪我に泣かされ、ここまでわずか12ゴールに終わっており、先週にはカイロ会長が同選手の今夏放出を示唆するような発言が飛び出していた。なお、ベロッティとの契約には1億ユーロ(約131億円)による契約解除条項が設定されているものの、あくまでも国外クラブへの移籍時のみ適用されるものとみられる。なお、現時点で移籍先の最有力候補にはミランが挙がっていると伝えられているが、果たしてトリノは同選手にどれほどの値札をつけるのだろうか。