Jリーグ サンフレッチェ広島

柏レイソル・横浜FM・広島に在籍。ジュニオール・サントスが欧州移籍へ

ジュニオール・サントス(写真右) 写真:Getty Images

 かつて柏レイソル、横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島でプレーしていたブラジル人FWジュニオール・サントスが、欧州移籍間近である模様。MF本田圭佑の古巣ボタフォゴFRでブラジル1部リーグ優勝を成し遂げたアタッカーの去就に注目が集まっている。

 現在30歳の同選手は、2019年7月に柏へ完全移籍。来日1年目は出場機会に恵まれなかったものの、2020シーズン途中に横浜FMへ期限付き移籍すると、J1リーグ戦22試合の出場で13ゴールと本領発揮。2021年から約1年半にわたり広島でプレーした後、ボタフォゴFRへ移籍している。

 2023年1月にフォルタレーザECへ移籍したものの、わずか2か月でボタフォゴへ復帰したサントスだが、2024シーズンはリーグ戦24試合の出場で4ゴール1アシストと、リーグ優勝に貢献したほか、コパ・リベルタドーレス(南米選手権)では11試合の出場で10ゴールと、同大会制覇の立役者になっている。

 広島時代のYBCルヴァンカップにつづき、南米でもタイトルを獲得しただけに、サントスに対する評価は上昇。トルコメディア『61saat』が1月6日に伝えたところによると、同国1部トラブゾンスポルがボタフォゴに対して獲得オファーを提示。クラブ間交渉が順調に進んでいるほか、選手サイドも移籍を望んでいることから、近日中に合意に達する可能性があるという。

 なおボタフォゴは2024シーズン途中、サントスとの契約を2027年12月まで延長。2024年8月には、ボタフォゴの専門サイト『Fogonarede』が日本の一部情報筋が伝えた内容を引用する形で「浦和がサントスの獲得を検討。ボタフォゴは3700万レアル(約10億円)を要求」と伝えていた。