ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを退団した日本代表MF鎌田大地には、セリエA(イタリア1部)ミラン移籍が近いとみられている。しかしここに来てセルティック所属MF旗手怜央につづき、サウジアラビア移籍の可能性が報じられている。
鎌田の去就については、イタリア国内の複数メディアは「年俸300万ユーロ(約4億5000万円)による4年契約でサインを交わす」と報道。ただミランがチェルシーからMFルーベン・ロフタス=チークを獲得することで合意に達すると、イタリア国内では「ミランは鎌田をブロックした。EU圏外選手枠はロフタス=チークの獲得により、残り1枠となる」と報じられている。
そんな中、イタリアメディア『カルチョメルカート』の報道によると、サウジアラビア国内クラブが鎌田にオファーを提示した模様。同メディアは選手サイドの意向について「サウジアラビアからのオファーに耳を傾けない。ミラン新経営陣からの合図を待っているところだ」
「この日本人選手はミランのプロジェクトを強く信じている。ミラン移籍がキャリアを続けるための完璧なステップだと考えている」と伝えている。
またイタリア紙『トゥットスポルト』の報道によると、鎌田本人は来週にも現地入りして複数年契約を結ぶとのこと。これによると、代理人の事務手続きに関する問題が解決に向かっており、メディカルチェック実施の見通しが立ったという。
日本人選手のサウジアラビア移籍報道を巡っては、サウジアラビア紙『オカーズ』が今月25日に「アル・イテハドが旗手獲得に近づいている」とリポート。
ただサウジアラビア国内のスポーツジャーナリストであるアーメド・ラガブ氏は翌日に「旗手の代理人は、同選手がアル・イテハドへの移籍に近づいているという報道内容について『レオは引き続きヨーロッパでプレーする。サウジアラビア移籍はない』と語った」と伝えている。
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