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バルセロナが鎌田大地をリストアップ!マンCシウバ獲得断念で方針転換か

鎌田大地 写真:Getty Images

 カタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)はアイントラハト・フランクフルトとの契約が来年6月までである中、ボルシア・ドルトムントやバルセロナへの移籍が噂されている。そんな中、スペインメディア『diariogol』はバルセロナがマンチェスター・シティ所属のポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(28)獲得を目指していたことを紹介。鎌田大地にターゲットを切り替える可能性があると報じている。

 鎌田大地の去就については、カタールW杯開催期間中にミランやローマ、トッテナム・ホットスパー、アーセナル、バルセロナなどが移籍先候補に浮上。イタリアメディア『Sportitalia』は今月15日に「鎌田大地はドルトムント移籍へかなり近づいている」と報じていたが、『フースバル』をはじめ複数のドイツメディアは否定的な見解を披露。一方でドイツ・フランクフルトの地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』は、来年1月にフランクフルトを退団する可能性があると報じていた。

 すると『diariogol』が24日、バルセロナによる鎌田大地獲得の可能性について特集。これによると、バルセロナは攻撃的MFの獲得リスト最上位候補にベルナルド・シウバを挙げていたが、財政面で今季終了後の獲得が困難と判断した模様。

 「バルセロナの幹部はすでに、手の届く範囲にある他の選択肢を模索し始めている。ジョアン・ラポルタ会長はベルナルド・シウバにかわる低コストな選手として、鎌田大地をリストに追加した」とリポートした上で、移籍金ゼロで獲得可能であることを紹介している。

 なおドイツメディア『フースバル』は24日、鎌田大地について「鎌田大地はフランクフルトでブンデスリーガのスター選手のひとりに成長した。この日本代表選手は、UEFAチャンピオンズリーグでも3ゴールを決めている」と評した上で、カタールW杯終了後の市場価値が3000万ユーロ(約42億5000万円)だと記している。市場価値40億円以上にも及ぶ鎌田大地を移籍金ゼロで獲得できることを、バルセロナは最大の魅力と捉えているようだ。