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横浜FM岩田智輝のセルティック移籍予告?ポステコグルー監督が注目発言

岩田智輝 写真:Getty Images

 セルティックは24日、スコットランド1部リーグのセント・ジョンストン戦で日本代表FW古橋亨梧(27)やMF旗手怜央(24)のゴールにより4-1と圧勝。試合後、アンジェ・ポステコグルー監督が明治安田生命J1リーグ・横浜F・マリノス所属で今季のJリーグMVPである日本代表MF岩田智輝(25)獲得の可能性に言及した。英紙『デイリーレコード』が伝えている。

 セルティックは昨年6月に横浜F・マリノスからポステコグルー監督を引き抜いて以降、カタールW杯日本代表FW前田大然(25)をはじめ日本人選手を次々と獲得。今冬の移籍ウィンドウでは、すでにヴィッセル神戸からDF小林友希(22)の獲得を決めている。

 そんな中、英紙『スコティッシュ・デイリーメール』は24日に「岩田智輝がセルティックの獲得候補に!アンジェ・ポステコグルー監督がJリーグのスター選手に注目」と報道。今冬セルティック退団が確実視されているMF井手口陽介(26)の後釜だと伝えた上で「セルティックがリストアップした」と伝えていた。

 するとポステコグルー監督はセント・ジョンストン戦後、岩田智輝獲得の可能性について質問を受けると「サンタが何を運んでくるか見てみよう」とのみコメント。『デイリーレコード』は指揮官のコメントをうけて「ポステコグルーが岩田智輝のセルティック移籍報道について、こっそりと報告した」と綴っている。

 なお岩田智輝は2020シーズン終了後に大分トリニータから横浜F・マリノスへ完全移籍。加入1年目の昨季からJ1リーグで34試合に出場。ポステコグルー前監督やケヴィン・マスカット現監督のもと中盤やセンターバック、サイドバックなど複数ポジションでプレーすると、今季は32試合に出場。チーム内最多出場時間を記録するなどJ1優勝に貢献するとともに、Jリーグ最優秀選手賞(MVP)を受賞している。

 また2019年5月には、東京五輪組を中心としたコパ・アメリカの日本代表に選出。東京五輪のU24日本代表には選出されなかったが、今年7月のEAFF E-1サッカー選手権2022(旧東アジアサッカー選手権)で2試合に出場していた。