バルセロナはボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドを巡る争奪戦から撤退したようだ。18日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在20歳のハーランドは昨年1月にレッドブル・ザルツブルクからドルトムントへ完全移籍により加入。今季ここまで公式戦40試合に出場して39ゴール12アシストをあげるなど、引き続き好パフォーマンスを発揮している。また、同選手はドルトムントとの契約を2024年6月まで残している。
しかし、ハーランドの代理人を務めるミノ・ライオラ氏は先月上旬に父親のアルフ・インゲ・ハーランド氏とともにバルセロナやレアル・マドリードの首脳陣と会談したと伝えられている。また、ライオラ氏は先日『SPORT1』のインタビューにおいてドルトムントと良好な関係にあるものの、ハーランドの去就が不透明であると明言。一方でドルトムントの幹部は同選手の今夏残留が既定路線であると再三にわたり主張している。
バルセロナはレアル・マドリードやマンチェスター・シティなどとともにハーランドの獲得レースを繰り広げていると伝えられていた。しかし、同選手の獲得には1億5000万ユーロ(約200億円)という巨額の移籍金が必要である模様。また、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約延長を最優先事項に掲げているため、ハーランド獲得は困難という見方が広まっている。
なお、バルセロナは今夏マンチェスター・シティ退団が決まっているアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロと年俸500万ユーロ(約6億3000万円)による2年契約を結ぶことで合意に達したと伝えられている。
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