Jリーグが開幕して間も無くの1994年にジュビロ磐田に加入し、Jリーグ初のイタリア人選手となった元イタリア代表FWサルバトーレ・スキラッチが、12月1日に56歳の誕生日を迎えた。1990年のワールドカップで得点王に輝いた大物の来日は当時話題に。スキルフルなプレーや、中山雅史、武田修宏らとの共演を覚えている人は多いだろう。
未だに愛されているスキラッチは今どうしているか。2001年には政治の世界にも入ったが2年間という短い期間で離れることを決め、現在は地元のパレルモ市でサッカースクールを運営しながら、アマチュアクラブU.Sパレルモ(セリエC所属のパレルモとは異なる)のオーナーを務めている。また、イタリア国内の多くのテレビ番組にメインゲストとして出演し活躍しているようだ。
現役時代に大活躍した選手が監督の道を歩むことは多いが、スキラッチはこれについて「家族、そして自分の人生を大事にするため、監督のような忙しい仕事には就かないことに決めた。それより色んな番組に出演したり、CMに出たりした方が楽しい。ストレスなしの生活は最高だ」とコメントを残している。
スキラッチの誕生日を祝って公開されたユベントス時代(1989-1992)のベストシーンがこちら。(表示されない場合はこちら)
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