
MF:評価B
IN(新加入)
- マテウス・ブエノ(清水エスパルスより完全移籍)
OUT(移籍/退団)
- 知念慶(横浜F・マリノスへ完全移籍)
- 舩橋佑(水戸ホーリーホックへ期限付き移籍)
- 下田栄祐(高知ユナイテッドへ期限付き移籍)
- 荒木遼太郎(シント=トロイデンVVへ完全移籍)
中盤にはJリーグ全体で見ても多くのクラブが羨む選手を得た。直近の1年半、清水エスパルスで不動のボランチとして君臨していたMFマテウス・ブエノだ。昨季がJリーグ初挑戦となったブエノだが、開幕スタメンに名を連ねるとほぼ全試合にスタメン出場。高いキープ力と縦への意識の高さで攻撃を牽引し、チームを残留に導いた。その活躍もあり、百年構想リーグでは背番号10を着け躍動。わずかな期間で確実にJリーグ内での評価を高めた選手であることは間違いない。
そんなブエノの加入で戦力大幅アップが見込まれた鹿島だが、中盤もやや痛みを伴う移籍動向となった。まず、中盤で豊富な運動量とデュエルの強さを売りにしていたMF知念慶が横浜F・マリノスへ移籍。百年構想リーグでは先発5試合に留まるも、16試合と多くのゲームに絡んだボランチを失った。
そして、MF荒木遼太郎の移籍も大きな動きだ。2020年の入団初年度から26試合と多くの出場機会を得て将来を期待された荒木。2年目の2021年には36試合で10ゴール7アシストと一気に名を上げ、チームの柱として成長していくものと誰もが思ったことだろう。残念ながら以降は怪我の影響もあり、出場機会に恵まれないシーズンもあったが、2024年に期限付き移籍したFC東京で再ブレイク。そして昨季の鹿島復帰から1年半経った今夏、いよいよ海外挑戦を選んだ。
Jリーグ屈指のゲームメーカーを得た今夏の鹿島。流出した選手を考慮すれば、必ずしも満点の補強とは言えないが、戦力は着実に上昇したと言えることから、評価はBとした。

FW:評価B
IN(新加入)
- ヤン・マテウス(カタールSCより完全移籍)
OUT(移籍/退団)
- 師岡柊生(アビスパ福岡へ完全移籍)
中盤のブエノの補強も大きな話題となったが、前線の新戦力であるFWヤン・マテウスの加入もまた、今夏のJリーグ移籍市場を賑わせた補強と言える。
昨夏にカタールへ移籍するまでは4シーズン横浜F・マリノスでプレーしていたマテウス。2年目の2023シーズン以降は、毎年ゴールとアシストを量産し横浜FMの攻撃のキーマンとして躍動していた選手が加わった。
強力な外国籍選手を加えた一方で、2024年以降大きく成長が見られていたFW師岡柊生を失っている。百年構想リーグでは、出場こそ11試合にとどまったものの3つのゴールをマーク。前線での運動量や途中出場からの得点で大いに存在感を放っていた伸び盛りの選手がチームを去った。
これからの成長が楽しみな選手を失ったとはいえ、新たな得点源かつ強力なFW陣をさらに活かせる外国籍選手を新たに得たことから、評価はBとした。
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