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日本代表引退・遠藤航の獲得狙っていた!中東クラブに補強禁止処分「資金不足」元J指揮官招へいも問題山積

遠藤航 写真:アフロスポーツ

 横浜F・マリノス、セルティック、トッテナム・ホットスパー元指揮官のアンジェ・ポステコグルー氏を招へいしたサウジアラビア1部の強豪アル・ナスル。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを擁しており、一時MF遠藤航(リバプール)の獲得が取りざたされていたが、サウジアラビア国内の規定により補強禁止処分が科されているという。

 中東メディア『アッシャルク・アルアウサト』は28日、事情に詳しい関係者から入手した情報として「アル・ナスルは財務適格証明を取得したものの、今夏の移籍市場において依然として新規契約を締結することは認められていない」「新たな契約に伴う財務上の義務を履行できる能力があることを確認したうえでなければ、選手登録の承認は与えられない状況だ」と、補強禁止処分を科されている現状を報じている。

 同クラブは現在、巨額の資金不足に直面しているほか、多額の財務上の義務も抱えている。このため、財務適格証明を保有していたとしても、新たな補強を実現するには、クラブの資金を増強し、追加の流動資金を確保する必要があるという。

 関係者は「財務適格証明は発行時点までの未払い債務などの要件をクラブが満たしていることを証明するものである一方、それだけで新たな選手登録の権利が自動的に認められるわけではない」とコメント。

 「特に、クラブが積極的な財務監督下に置かれている場合は、新たな財務上の義務が発生するたびに審査が行われ、その負担をクラブが財務の持続可能性を損なうことなく履行できるかどうかが確認される必要がある」と、補強禁止処分解除へのハードルにも言及したという。

 一方、遠藤とリバプールの契約は2027年6月まで残っているが、中東メディア『NFC1World』は6月末の時点で「アル・ナスルが、遠藤航の獲得へオファーを用意」と報道。中東移籍の可能性が取りざたされていたが、同クラブの抱える問題によりその可能性は消滅している。