
アビスパ福岡、アーセナル在籍歴のあるFIFAワールドカップ北中米大会日本代表DF冨安健洋は、オランダ1部アヤックスを退団。ヴェネツィア、サッスオーロ、トリノとセリエA複数クラブからの関心が報じられている一方で、アーセナル復帰論が沸き起こっている。
英メディア『フットボール・ロンドン』は27日に「アーセナル、冨安の獲得を再現すべき。ウィリアム・サリバの負傷離脱で守備陣に不安材料抱える」という見出しのもと、アーセナル守備陣の現状を特集。フランス代表の一員としてW杯に出場したウィリアム・サリバについて「以前から抱えていた背中の問題を悪化させたため、長期休養を要することが明らかになった」とした上で、以下のように伝えている。
「アーセナルが昨夏、冨安の退団を発表した。冨安は2024年のプレシーズン中に負った膝の負傷により、不運な状況が続いていた。アーセナルは、日本代表DFと別れることが最善の選択だと判断した。しかし、ミケル・アルテタ監督の最終ラインにおいて複数のポジションをこなせる冨安の万能性や能力を、アーセナルは補えていない。だからこそ今夏、冨安のような選手を獲得すべきだ。センターバック、左サイドバック、右サイドバックのすべてで戦力の厚みを増やせる」
「クリスティアン・ノアゴー、リッカルド・カラフィオーリ、ピエロ・インカピエ、ベン・ホワイト、ユリエン・ティンバーはいずれもセンターバックのカバーを務められるが、その責任は主にクリスティアン・モスケラに委ねられることになる」
「モスケラはフランス代表DFの穴を埋める能力を十分に備えている。実際、チームメイトとの類似性から「ベイビー・サリバ」と呼ばれたこともある。しかし、アーセナルが再びすべての大会で上位進出を目指すのであれば、モスケラだけにその穴埋めを任せるわけにはいかない。さらに、カラフィオーリ、ティンバー、ホワイトはいずれも昨季にコンディション面の問題を抱えており、シーズンのさまざまな時期でアーセナルの守備陣は選択肢を失う状況に陥っていた」
「ガブリエウ・マガリャンイスも膝の痛みに悩まされている。特にワールドカップ後であることを考慮すると、昨季と同じほど多くの試合に出場できると期待するのは現実的ではない。現時点でDFの獲得はアーセナルの最優先事項には含まれていなが、センターバックとサイドバックの両方でアルテタ監督の選択肢を増やせる冨安のようなユーティリティープレーヤーの獲得を検討すべきだ」
冨安の去就を巡っては、一時トリノやヴェネツィアが移籍先候補に挙がっていたが、EU域外国籍選手登録枠の兼ね合いもあり、いずれも加入の可能性は消滅。本人はプレミアリーグ再挑戦を望んでいるが、果たしてアーセナルがDFの緊急補強に動き、再び冨安を迎え入れることはあるのだろうか。
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