
頼れるベテラン選手の選出は?
- 長友佑都(FC東京)
- 植田直通(鹿島アントラーズ)
- 荒木隼人(サンフレッチェ広島)
DF陣で注目なのは、何といってもベテランとしてこれまで代表チームをピッチ内外から支えてきた長友佑都の選出可否だろう。現在39歳の長友は、2010年の南アフリカW杯から前回のカタール大会まで4大会に出場。今回もメンバー入りが叶えば、自身5度目のW杯出場となる。
所属するFC東京では昨季まで安定して出場機会を得ており、今季もここまで6試合に出場。必ずしもスタメンを約束されている存在ではないが、まだまだ他の選手に後れを取ってはいないだけに、その経験値を含めて招集の行方に注目が集まる。
同じく守備陣のまとめ役として、招集が十分に考えられるベテラン選手が植田直通だ。昨季は全試合にスタメン出場して鹿島の9年ぶりとなるJ1優勝にも大きく貢献。円熟味を増した対人守備とセットプレーでの空中戦の強さは健在で、31歳のセンターバックが2大会ぶりにW杯の舞台に立てばサプライズと言えるだろう。
そのほか、Jリーグを代表するセンターバックとして荒木隼人も見逃せない存在だ。今季は開幕直後こそピッチに立てなかったものの、第3節以降はスタメンに定着しており、J屈指のエアバトラーとして活躍している。

国内組の可能性が低い中盤と前線
- 宇野禅斗(清水エスパルス)
- 佐藤龍之介(FC東京)
- 佐藤恵允(FC東京)
- 相馬勇紀(町田ゼルビア)
- 細谷真大(柏レイソル)
海外組が大半を占める中盤から前の各ポジションは、国内組にとって極めて狭き門だ。それでも、Jリーグで結果を残している選手たちは無視できない。
まず、ボランチ候補としては、清水エスパルスで今季キャプテンを務めるMF宇野禅斗が挙げられる。豊富な運動量に加え、鋭い読みのパスカット、フィジカルの強さといった持ち味を武器に、名門復権に向け躍動する若き主将に声がかかるのか注目だ。
攻撃的な選手としては、FC東京からMF佐藤龍之介とFW佐藤恵允の2名に期待がかかる。昨季ファジアーノ岡山でブレイクし、A代表デビューも果たした佐藤龍之介は、次世代を担う存在として最高峰の舞台でのさらなる飛躍が期待される。一方、パリ世代の1人である佐藤恵允も、クラブで見せている運動量や前線からの守備意識の高さが武器となるはずだ。
次に、ACLE(AFCチャンピオンズリーグエリート)で躍進を続ける町田ゼルビアの中心選手、FW相馬勇紀も有力候補の1人だ。リーグ戦では今季ここまで4ゴール2アシスト。直近のACLE準決勝では決勝点をマークし、クラブを初の決勝進出へ導いた。
最後に、FW細谷真大も有力候補として挙げておきたい。代表での実績はそれほど目立つものではないが、クラブでの活躍ぶりは際立っている。昨季は先発出場こそ13試合にとどまったものの、36試合に絡み11ゴールをマーク。途中出場という限られた時間の中でも結果を残し続けたことで、本大会に向けて存在感を高めたとも言える。
海外組が主力を担う中盤・前線において、国内組が割って入る余地は決して大きくはない。それでも、限られたチャンスの中で存在感を示す選手が現れるか。百年構想リーグ終盤戦でのパフォーマンスが、その答えを左右することになりそうだ。
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