
川本梨誉(FC岐阜)
2020年に清水のトップチームに昇格して以降、ファジアーノ岡山やザスパ群馬など複数クラブで武者修行を重ねてきたFW川本梨誉。残念ながら今冬は所属元へ戻ることなく、FC岐阜へ完全移籍し百年構想リーグ開幕を迎えた。
清水でのプレー期間は決して長くはないものの、リーグ戦8試合で1ゴールを挙げており、将来を嘱望された選手であったことは間違いない。岡山や群馬でのJ2時代は、それぞれのクラブで主力も務めており、特に2023シーズンの群馬では34試合に出場して3ゴールを挙げるなど、チームの躍進に大きく貢献している。
そして迎えた今季、昨季途中から所属していた岐阜へ完全移籍した川本は開幕から圧巻の活躍を見せている。昨季も途中加入ながら17試合に出場し3ゴールと気を吐いたが、今季はここまで10試合すべてに先発し、7ゴール2アシストといずれもチームトップの数字で攻撃を牽引。
まだ24歳と伸びしろも十分。早くも岐阜を象徴する選手となりつつあるだけに、今後の成長と活躍からも目が離せない。
西澤健太(サガン鳥栖)
清水のユース出身で筑波大学を経て2019年にトップチームへ加入したMF西澤健太も、今季他クラブで目覚ましい活躍を見せている選手の1人だ。
清水では加入初年度から出場機会をつかみ、2019シーズンは23試合に出場し7ゴールとブレイク。翌2020シーズンも34試合で4ゴール10アシストを挙げるなど、ルーキーイヤーから着実にチームでの存在感を高めていた。2021シーズンには得点数こそ2ゴールにとどまったものの、最終節ではチームの残留を決定づける1ゴール1アシストで勝利に貢献。中心選手としての役割を果たしている。
しかし、2022シーズン以降は怪我の影響もあり徐々に序列が低下。一定の出場機会は得ていたものの、定位置確保には至らず、2024シーズンをもってサガン鳥栖へ完全移籍した。
鳥栖1年目となった昨季は、リーグ戦32試合で3ゴール3アシストと活躍。そして迎えた今季はここまで全試合に出場し、3ゴール3アシストと早くも昨季に並ぶ働きでチームを牽引している。
新天地で定位置をつかみ躍動する西澤。清水の現体制を考えると、最前線に圧倒的な空中戦の強さを誇る選手がいることもあり、精度の高いクロスやセットプレーのキックを持つ西澤の特長が活きる環境でもある。他クラブで経験を積んだ今だからこそ、西澤の帰還を求める清水のファンやサポーターが多くいても不思議はない。
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