
磯﨑麻玖
3人目に挙げるのは、プロ2年目を迎えるFW磯﨑麻玖だ。U-15から大宮で育った磯﨑は、昨シーズンよりトップチームへ昇格。クラブの下部組織が期待を寄せる生え抜きFWである。
2025年2月、同じレッドブル傘下であるアメリカ1部リーグのニューヨーク・レッドブルズのセカンドチームの練習に参加したことでも話題を集めたが、昨シーズンは股関節唇損傷の影響で長期離脱を余儀なくされ、リーグ戦、カップ戦ともに公式戦出場はなかった。
192センチの上背を活かしたポストプレーに加え、足元の技術にも優れる選手なだけに、プロ2年目でのブレイクが期待されている。
しかし、タレントが揃う大宮のFW陣の中で生き残るためには、百年構想リーグやカップ戦で結果を残すことが今シーズンの最低条件となるはずだ。結果が伴わなければ、早くも厳しい立場に置かれる可能性も否定できない。
和田拓也
4人目に挙げるのは、今シーズンでプロ18年目を迎えるMF和田拓也だ。ボランチや両サイドを主戦場とする和田は、東京ヴェルディの下部組織からトップチームへ昇格後、ベガルタ仙台、サンフレッチェ広島、横浜F・マリノス、横浜FCなど、数多くのクラブでプレーしてきた経験豊富なベテランである。
どのポジションでも卓越した足元の技術で攻撃のビルドアップを活性化させ、守備面でも高いボール奪取能力を発揮。攻守両面で安定したクオリティを示せるのが持ち味だ。
横浜FCに在籍していた2022シーズンには、J2リーグ35試合1ゴール1アシストを記録。しかしその後は徐々に出場時間が減少し、昨シーズンはキャリア最少となる589分の出場時間にとどまっている。
今年で36歳を迎える和田にとって、今シーズンは正念場となる。出場機会をさらに減らすようであれば、退団も危ぶまれるだろう。
若林学歩
5人目に挙げるのは、2022シーズンに狭山ヶ丘高校(埼玉県)から大宮に加入したGK若林学歩。196センチの長身と高い反射神経を武器に、これまでU-17、U-20日本代表に選出された実績を持つ。将来を嘱望される若手GKの一人だ。
プロ1年目の2022シーズンには、J2リーグ第32節町田ゼルビア戦(0-2)でプロデビューを果たしたものの、2失点を喫し、ほろ苦いスタートとなった。その後は大宮での公式戦出場はなく、昨シーズンはJFL(日本フットボールリーグ)のいわてグルージャ盛岡でリーグ戦4試合に出場。シーズン途中に移籍した横河武蔵野でもリーグ戦7試合に出場している。
今オフには、オーストラリア代表GKのトム・グローバーが加入。ポジション争いはさらに激化することが予想される。今シーズンの結果次第では、退団の可能性が浮上してくることも考えられるだろう。まずは百年構想リーグで出場機会を掴み、存在感を示しながら新シーズンへ弾みをつけていきたいところだ。
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