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浦和レッズと対戦の過去!ミシャエウの今冬移籍決定「Jリーグ中位クラブだと…」

ミシャエウ 写真:Getty Images

 ブラジル1部CRフラメンゴ所属FWミシャエウにはJリーグ移籍の可能性が取りざたされているが、11月4日までに今季終了後の移籍が決まった模様。サウジアラビア1部アル・ヒラル在籍時、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で浦和レッズと対戦した大物選手の去就により一層注目が集まりそうだ。

 Jリーグ移籍の可能性は、ブラジル『Bola Vip』が10月22日に報道。「日本からオファーが届いており、条件面は明らかになっていない。別のオファーは現在交渉中だ」「CRフラメンゴとの契約は2027年まで残っているが、彼は出場機会を確保できる環境を優先。代理人は金銭面の影響を精査している」と伝えているが、CRフラメンゴでは年俸1440万レアル(約4億500万円)を受け取っているという。

 また、現地メディア『mix vale』は24日、日本からのオファーについて「2年契約で競争力のある給与額を提示」「即戦力としてスタメンを確約」と報道。もう一方のオファーが、3,000万レアル(約8億3,000万円)を上回ることもあわせて伝えていた。

 来日が期待されるなか、『mix vale』は4日になって「ミシャエウはフラメンゴの経営陣に対して、2025シーズン終了後に退団する意向を伝えた。経営陣からの慰留は無く、円満に退団する。彼は出場機会を得られる環境を求めている」とリポート。

 「2025シーズンなかばにオファーが届いたが、期限付き移籍だったため却下された。高額年俸と出場機会が保証される完全移籍を望んでいる」とした上で、カタール1部アル・ドゥハイルが移籍金3,000万レアルを用意している可能性やサウジアラビア1部アル・ナスルからの関心を報道。記事では「Jリーグ中位クラブだと、出場時間が保証されている」とも綴られている。

 現在29歳のミシャエウは、身長166センチのウインガー。2020年から3年間CRフラメンゴでプレーした後、アル・ヒラルへ移籍。104試合の出場で20ゴール25アシストと、FWネイマールとともに主力選手として活躍していた。

 2024年夏にアル・ヒラルからCRフラメンゴへ復帰したミシャエウだが、2024シーズンはブラジル1部リーグ戦12試合の出場で4ゴール1アシスト。2025シーズンはここまでリーグ戦11試合の出場で1ゴール3アシストと、足首の怪我もあり出場機会を減らしている。