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アルビレックス新潟から海外挑戦。STVV伊藤涼太郎が来夏フリー移籍か「プレミアや…」

伊藤涼太郎 写真:Getty Images

 シント=トロイデンVV(STVV)所属の日本代表MF伊藤涼太郎には、ステップアップ移籍の可能性がある模様。アルビレックス新潟から海外挑戦を果たしたSTVVの主力選手は、すでに欧州5大リーグでのプレーを見据えているという。

 現地メディア『HBVL』が11月3日に伝えたところによると、伊藤とSTVVの契約期間は2026年6月まで。2025/26シーズン終了後に契約満了を迎え、現時点でクラブから契約延長の公式発表がない中、選手本人は3日のベルギー1部リーグ戦でゴールを決めた後、こう語ったという。

 「今はSTVV(でのプレー)に集中していますし、将来については今のところ何も言えません。ただ僕は欧州5大リーグでチャンスを掴むことを夢見ています。プレミアリーグやラ・リーガでプレーしてみたいですね」

 現在27歳の伊藤は、2023年夏にアルビレックス新潟からSTVVへ完全移籍。海外挑戦1年目からリーグ戦36試合に出場すると、2024/25シーズンも32試合の出場で2ゴール3アシストをマーク。2025/26シーズンはここまで10試合の出場で4ゴール1アシストと、攻撃陣の中心選手として活躍しているが、『TVL Sportcafe』は2024年10月の時点で「STVV退団が予想される」と伝えていた。

 現時点では欧州5大リーグ所属クラブからの関心が報じられていない伊藤。シーズン序盤の調子を最後まで維持すれば、ステップアップ移籍の可能性は現実味を帯びるだろう。