Jリーグ ベガルタ仙台

ベガルタ仙台スポンサーの投稿物議「審判買収して…」RB大宮戦の判定に不満

ベガルタ仙台 写真:Getty Images

 ベガルタ仙台は10月4日に行われた明治安田J2リーグ第32節で、RB大宮アルディージャに1-2で敗北。試合後、仙台の一部スポンサーによるSNS投稿が物議を醸している。

 仙台市にある『いけだ循環器クリニック』の院長を務める池田淳氏は、大宮戦後にXを更新。「審判買収して勝って楽しいか!?」と不満をあらわにしていたが、投稿は16日9時までに削除されているが、スクリーンショットにより再びネット上にアップされている。

 また、0-0で迎えた25分にボールがRB大宮所属選手の左手に当たったものの、ハンドの判定がなかったことについて、池田氏は動画投稿にリプライする形で「マジで酷いジャッジでしたね」とポスト。一部ジャッジに納得していないとみられる。

 池田氏の公式Xアカウントによると、いけだ循環器クリニックはスポンサーとして仙台を支えており、ユアテックスタジアム仙台のベンチ横にクリニックの看板を掲出しているという。

 仙台は前半に先制ゴールを許した後、54分にMF郷家友太のゴールで同点に。しかし、67分にMF井上詩音がレッドカードを貰い、1人少ない状況になると、80分に勝ち越しゴールを許した。

 なお仙台の公式戦では、9月27日に行われた北海道コンサドーレ札幌との一戦でも、一部サポーターによるSNS投稿を巡り議論が白熱。「JFAリスペクトフェアプレーデー」として、試合前に郷家が「サッカーに暴力・暴言もいらない。誰もがサッカーを安心・安全に楽しむ権利を持っている。暴力・暴言をしない、させない、許さないことを誓う」「私たちひとりひとりのリスペクトの力、大切に思う心で、差別・暴力のない世界を作り、守ろう」などと、スピーチしていたが、試合後に仙台サポーター団体の関係者が「札幌、EASY通り越してチョロゲーでした!」「AZS」とポスト。リスペクトを欠く表現が盛り込まれていると話題になっていた。