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山下良美主審担当の町田戦後に…清水MF乾貴士が感じたこととは「難しい」

乾貴士 写真:Getty Images

 清水エスパルス所属の元日本代表MF乾貴士は、5月11日に開催された明治安田J1リーグ第16節の町田ゼルビア戦で、山下良美主審に抗議。一部のジャッジや判断等が話題になる中、同選手は試合後の思いを明かしている。

 乾は2025シーズンの公式戦で、ほぼ毎試合勝敗に関係なくインスタグラムで試合の感想や次戦にむけての意気込み等を綴っていたが、町田戦では試合終了から24時間以内に更新なし。ただ12日夜に、町田戦でチームメイトとピッチで輪を作る時の様子をインスタグラムにアップすると、「サッカーも勝つのは難しい。だからこそ、楽しいし、もっと追求してうまくなりたいし、勝ちたい」と勝利への強い思いを綴った上で、「勝ててないのはほんまに悔しいけど、皆んなで頑張ろう!!応援よろしくです!!」とファン・サポーター等にメッセージを送っている。

 町田戦で何度も山下主審とコミュニケーションをとっていた乾は、前半アディショナルタイムの45+2分、こぼれ球に反応した際MFナ・サンホ(町田)MFナ・サンホ(町田)と接触。相手が倒れて山下主審がファウルをとると、「どこがやねん。勝手にコケてるだけやろ」と声を荒げていた。

 また、山下主審は清水が66分に同点に追いついた直後、キックオフ再開のホイッスルを吹くタイミングで話題に。途中出場のMF矢島慎也(清水)がポジションに着く前に試合を再開させると、1分も満たないうちにDF林幸多郎(町田)が勝ち越しゴールを奪取。乾ら清水所属の一部選手は林のゴール直後、同主審に詰め寄って抗議したものの、ゴールは認められた。

 乾のSNSでは、山下主審のジャッジや判断への言及はなかった。しかし、「サッカーも勝つのは難しい」という文言には、ジャッジ等により試合結果が左右される場合もあるということが含まれているかもしれない。