Jリーグ FC東京

鹿島復帰の荒木遼太郎は「しんどい」FC東京の環境が話題。東京ガス関連報道も

荒木遼太郎(FC東京在籍時) 写真:Getty Images

 パリ五輪U23日本代表MF荒木遼太郎は2024シーズン終了後、FC東京への期限付き移籍期間を終えて鹿島アントラーズへ復帰。先日、両クラブの環境面の違いについて語ったが、このコメント内容がFC東京サポーター等の間で話題になっている。

 『リクシルスポーツ』の公式YouTubeチャンネルでは、プロ6年目を迎えたGK山田大樹、MF松村優太、荒木(いずれも鹿島)の対談動画が2月末に公開。その中で、荒木はFC東京と鹿島の環境の違いについて、こう語っていた。

 「(小平グランドは)FC東京が持っているクラブハウスじゃなくて、東京ガスのものだから、知らない人が風呂に入ってくる。(そばに)テニスコートがあるから、テニスをしていた人が(風呂に入ってくる)」

 「鹿島は(クラブハウスや練習場など)全部集まっている。スタジアムも近いし、怪我してクリニックに行くのも近い。でもあっち(FC東京)は結構遠かった。試合前は30分以上かけて、(味の素スタジアムまで)クラブハウスからバスで行っていた。その辺りはちょっとしんどかった。渋滞あるし。(FC東京時代は)45~50分くらいかけて練習に行っていた。すごく遠かった。(自宅から練習場まで)距離自体はそんなにないけど…」

 Xでは、公式YouTubeチャンネルから荒木の一部コメントを切り取った動画が拡散。鹿島復帰の要因のひとつが、FC東京の環境だと予想する声が上がっているほか、FC東京に対して環境改善を求めたり、施設環境の重要性を説くコメントも散見されている。

 なお2024年11月の報道によると、アメリカのヘッジファンド運営会社である『エリオット・インベストメント・マネジメント』は、『東京ガス株式会社』の株式を5.03%保有。東京ガスに対して不動産や有価証券の削減を求めているが、同社がFC東京のオフィシャルパートナーであるだけに、一部では小平グランドをはじめクラブ関連の施設が売却される可能性が取りざたされていた。