フェイエノールト所属の日本代表FW上田綺世は、9月15日に行われたオランダ1部リーグ第5節のフローニンゲン戦で途中出場。格下相手に2-2と引き分けただけに、現地ではブライアン・プリスケ監督のチームマネジメントが疑問視されているほか、同監督と上田のコミュニケーションに関する問題点も指摘されている。
上田は今季ここまでリーグ戦全試合で途中出場と、昨季につづいてメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの控えに。チームも1勝3分と開幕ダッシュにつまづき、首位のPSVアイントホーフェンから勝ち点9差をつけられている。
今季からフェイエノールトを率いているプリスケ監督は、試合後にピッチ上で選手たちを集めて試合を振り返るが、このやり方を解説者のヨハン・デルクセン氏が批判している。
かつてゴーアヘッド・イーグルスなどオランダ国内の複数クラブでプレーしていた同氏は、16日放送のオランダサッカー番組『トゥデイ・インサイド』に出演。選手やコーチングスタッフとともに、ピッチ上で輪になって試合を振り返るプリスケ監督のやり方が「クラブの文化にそぐわないもの」として、以下のように語っている。
「フェイエノールトの幹部は『自分たちの文化に合わない』と、直接監督に言うべきだ。あの日本人選手は『これはどういう戯言なんだ』と思っているはず。監督のメッセージが、上田に伝わっていないかもしれない」
このデルクセン氏のコメントを受けて、ネット上では「フェイエノールトが不振である原因は、プリスケ監督のマネジメントにあるのでは?」「上田とプリスケ監督の間に問題ありそう」「上田はちゃんとコミュニケーションとれているのか?」といった声が挙がっている。
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