日本代表MF久保建英は、9月5日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の中国代表戦でフル出場。1ゴール2アシストをマークしたが、レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督に対するメッセージが話題に。一部から移籍の可能性を指摘する声が挙がっている。
MF遠藤航(リバプール)のヘディングシュートから先制し、MF三笘薫(ブライトン)、MF南野拓実(ASモナコ)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、FW前田大然(セルティック)らがゴールネットを揺らした中国戦。中でも久保はデータサイト『Sofascore』で10点満点中「10」という最高評価を得るなど、鮮烈なパフォーマンスを発揮している。
その久保はソシエダと異なり、森保ジャパンではセットプレーのキッカーを担当しているだけに、試合後のインタビューでは、ソシエダでセットプレーのキッカーを担当していない理由を訊かれると、「(イマノル・アルグアシル)監督が見てくれたらいいんですけどね」とジョークを飛ばした久保。同選手の発言内容がスペイン紙『アス』も9日に報じるなど、同国内でも話題になっている。
アルグアシル監督との関係性は、8月24日のラ・リーガ第2節でスタメン落ちした久保が両耳に手を当てるなど、起用法への不満を表現したとみられるゴールパフォーマンスによりクローズアップ。指揮官は「久保はベンチスタートとなったことに不満を抱いていた。彼はゴールパフォーマンスについて、私に謝罪した」と記者会見で語っている。
ただ中国戦後の発言をうけて、ネット上では「久保とソシエダ監督の関係冷え切っているのでは…」「久保は今もアルグアシル監督に対して、何か思うことあるのかな?」などと、両者の関係悪化を心配するコメントが。「久保はソシエダでモチベーション低いかも」「久保は移籍するかも」といった声も挙がっている。
この夏、遠藤擁するリバプールへ移籍する可能性が取り沙汰されたものの、ソシエダに残留した久保。中国戦後のコメントに対するアルグアシル監督の受け止め方次第では、去就問題に発展する可能性も考えられる。
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