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ブライトン三笘薫vs大谷翔平巡る議論も!著名人の“野球人気”発言が話題

三笘薫 写真:Getty Images

 サッカー日本代表MF三笘薫(ブライトン)や大谷翔平(ドジャース)など日本人選手が海外で活躍する中、「野球・サッカー人気」を巡る論争が白熱。野球人気に関する著名人の発言がクローズアップされる一方、両選手のメディア露出度に関する一部の批判にサッカー関係者が反論している。

 8月25日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、大谷のシーズン40本塁打と40盗塁同時達成が話題に。同選手の偉業を称える声が多く挙がる中、お笑いタレントでアメリカ在住の野沢直子氏は「ぶっちゃけ、バスケットボールやアメリカンフットボールと比べて、ちょっとこう…。野球好きな人は見るんだけど…という感じのことを去年言ったら、炎上しましたけど」と、現地の野球人気に言及したが、発言内容がネット上で拡散されると、「日本では野球が人気だから、大谷を取り上げるのはおかしくない」「野球批判かよ」といった反発が。これに対して「大谷ハラスメントだ」「野球ばかりで、サッカーを全然報道してくれない」「三笘や久保建英も活躍しているのに、大谷ばかり…」といった声が湧き起こるなど、対立構造が浮き彫りとなっている。

 この野球・サッカー人気を巡る論争に関連して、地上波の情報番組における報じられ方も議論の対象に。三笘が今季プレミアリーグ開幕戦でゴールを決めたこともあり、サッカーファンからは、再三にわたり「大谷より三笘を取り上げるべき」「三笘が大谷より扱われていないのはおかしい」といった声が挙がっていたが、こうしたマスコミ批判に『株式会社ミッションスポーツ』の満田哲彦CEO(最高経営責任者)は疑問を投げかけている。

 元電通本社スポーツ局オリパラ室営推部長、元JFAマーケティング担当部長という肩書きを持つ満田氏は、22日にXで「三笘の開幕戦ゴール、報道ステーションでも、大谷のホームランより前に、スポーツトップニュース扱いで、ゴールシーンを3回繰り返し、ボールを奪ってからの長いドリブルも全て放送していた。翌日の朝のニュースでも各局取り上げていた」と投稿。

 つづけて「なのに、必ず、三笘・遠藤の活躍や移籍などのニュースを報じない、というポストが必ず拡散する。報道を見てないのである。見てないで、報じない、と必ずポストが出回る」と綴っていた。