日本代表DF板倉滉やFW福田師王擁するブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルシアMG移籍の可能性が報じられているラツィオ所属MF鎌田大地。今月の北中米W杯アジア2次予選・北朝鮮戦での日本代表メンバー入りが微妙とみられる中、ラツィオ内でチーム屈指の高額年俸を受け取っていると現地メディアが報道。スポルティングCPからレスター・シティ移籍が噂されるMF守田英正の年俸額をはるかに上回っているようだ。
イタリアメディア『トゥットメルカート』は2月29日、セリエA(イタリア1部)でプレーする選手の年俸を公開。これによると、鎌田の年俸は300万ユーロ(約4億9000万円)であり、チームで3番目の高給取りであるとのこと。1位のイタリア代表FWチーロ・インモービレ、MFルイス・アルベルトとは100万ユーロ(約1億6000万円)差であるという。
また鎌田とラツィオの契約は今年6月に満了を迎えるが、契約期間延長オプションが盛り込まれているほか、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は契約延長の場合に年俸が倍増する可能性をリポート。この報道内容が事実である場合、日本代表MFが来季ラツィオでチーム最高額の年俸600万ユーロ(約9億9000万円)を受け取る可能性も考えられる。
一方、守田は鎌田と異なり、スポルティングCPの主力選手として活躍。ポルトガル紙『ア・ボーラ』は先月21日に「スポルティングは守田の代理人である本田弘幸氏に対してオファーを提示済み。両者が合意し、すでに契約延長が完了しているかもしれない」とし、年俸額が50万ユーロ(約8100万円)から75万ユーロ(約1億2000万円)に引き上げられる可能性を伝えていたが、英メディア『レスターライブ』は29日に「レスターのスカウト陣が守田をリストアップしている」と報じている。
なお日本代表選手の契約内容を巡っては、MF三笘薫が昨年10月にブライトンと契約延長。英メディア『ロンドン・ワールド』は、両者が新たに年俸416万ポンド(約7億5000万円)の5年契約を結んだと報じており、現在欧州でプレーする日本代表選手の最高額だという。またドイツ誌『ビルト』は昨年11月中旬、板倉がボルシアMGから年俸400万ユーロ(約6億5000万円)を受け取っているとし、チームで3番目の高給取りだと伝えていた。
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